帯状疱疹後神経痛(症例報告)


こんにちは。

今日は「帯状疱疹後神経痛」について書きたいと思います。

※帯状疱疹とは

帯状疱疹は、帯状疱疹ウイルスというウイルスが
体の中で活性化して起こる病気です。

多くの人は帯状疱疹ウイルスに小さいころに接触し
感染しています。感染後、体の神経節に潜んでいる
のですが体の免疫力が弱くなってた時に活性化し
帯状疱疹として体表に出てきます。出てきた場合には
痛みが強く「ピリピリする」といった症状が出てきて
その後水疱が出来たりしてきます。

帯状疱疹が治った後に、ピリピリとした神経痛が
残ることがあります。これを帯状疱疹後神経痛といい
痛みが強い為ADL(日常生活動作)が下がることが
多いようです。場合によっては、痛みが強い為に精神的にも
落ち込んでしまうこともあります。

帯状疱疹後の皮膚の状態⇓


※病院では


痛みが強い為、多くの方は病院に行き、抗ウイルス薬と
痛み止めなどを処方されることになります。
その後様子を診て治療終了となります。

しかし、場合によっては帯状疱疹が治った後も
後遺症として痛みが強くのこり苦労する方が
多くいます。こういった場合には病院では
ビタミン剤などが処方されたりすることも
ありますが、なかなか痛みが良くならないといった
経過を取る方が多いようです。

 

※当院では

帯状疱疹後の痛みには、当院は

・鍼灸治療法
・近赤外線光線治療

を行っています。
どちらの治療法もほとんど痛みなくおこなえます。

近赤外線は最近ではがん治療にも応用されています。
鍼灸治療は、神経痛のような症状には昔から行われて
いる治療法です。

 

※狙い

どちらの治療法も神経痛を押さえる鎮痛効果と
血流改善を目的におこないます。
痛みが強いと血液循環が悪くなり痛みの物質が
滞ることになります。また姿勢もかばうようになり
姿勢による筋肉の痛みなども出てきますので
そういった二次的発生した痛みの改善も図ります。



症例 「帯状疱疹後神経痛」

氏名:○○様

性別:女性

年齢:70代

主訴:帯状疱疹後神経痛

現病歴:3か月前に帯状疱疹を発症。その後、皮膚の痛みはなくなったがが
    ピリピリとした神経痛がずっと残っている

所見:C7~TH6の皮膚分節

   右上肢後面から右肩甲骨背部にかけて水疱跡が残る

評価:帯状疱疹後神経痛

治療:近赤外線療法と鍼灸の併用を考えて行う

   まずは近赤外線療法で神経根部と星状神経節

   に血流改善目的に照射

経過:8回目の治療で皮膚の色が改善し痛みも少し改善している様子

今後:帯状疱疹は仕事のストレスや疲れ、または食事やショックなど様々な原因が

   関係している。いずれも免疫力の低下が問題となり発症するので、

   因果関係がはっきりしているものについては、取り除くことを心

   がける。

   治療は今後も継続し、場合によっては鍼灸治療も試みて、痛みの改善に

   取り組んでいく予定


その他

帯状疱疹後神経痛や帯状疱疹で使われる漢方のご紹介

⭐︎しゃかりしつかりゅう  
1日3包7日分毎食前
じゅくじゅくした痛みや、熱をとってくれる
 
7日分   2260円
 
⭐︎けんぴさんかりゅう
1日2包  朝晩毎食前
胃腸の働きをよくして、身体の免疫力を高める
 
7日分  1510円
 
 
 
⭐︎ばんらんちゃ
一回2包  毎食ごと、先でもあとでもいいです
お湯に溶かしてお茶がわりでもいいです。お水で溶かしてもいい
抗ウイルス、インフルエンザ、風邪予防にもいい
 
42包  2490円
 
 
⭐︎もっけいたん
毎晩お酒の後1袋
肝機能を良くする、数値もよくなる肝炎、肝硬変の人なども服用
 
免疫力あげてくれるキノコが原料
 
7包  3020円
 
合計9280円
 

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