こんにちはスタッフの佐藤です。
段々と身体を動かしたくなる季節になりましたね!
今日はお題にもある聞き慣れないスポーツ障害についてお話ししようと思います。
もしかしたら、サッカーの経験者の方は聞いたことがあるかもしれません!
グロインペイン症候群とは、別名を「鼠径部痛症候群」と言います。
勘の鋭い方はすぐに解るかもしれませんが「股関節」= 「鼠径部周囲」に
おこるもので症状がひどくなると歩くのも困難になってしまいます。
有名なところでは、2008年に中村俊介 選手も手術をうけています。
一部では職業病的なみかたもありますがサッカーをやるひとだけがおこるものではありません。
野球選手や場合によってはランナーにも起こりえます。
症状はランニングや起き上がりキック動作などで腹部に力が入ると
その周囲(下腹部・座骨・鼠径部・内転筋近位部・睾丸後方)に痛みが生じます。
非常に慢性化しやすいのがこの疾患の特徴でもあります。原因として
●体幹から股関節周辺の筋や関節の柔軟性の低下(可動性)
●骨盤を支える筋肉の低下(安定性)
●体幹と下肢の動きが効果的に連動した動きにならない(協調運動)
これらの機能の低下が痛みと機能障害になり悪循環に陥り慢性化してしまうのです。
ですから、治療は疼痛のコントロール。さらに、上記に書いた可動性・安定性・協調運動を
みてアスレチックリハビリテーションと調整を行います。
これにさらに高濃度酸素オイルを使うと非常に効果的です。
もし、あなたの近くで上記のような症状がある方がいましたら
是非、紹介ください!専門スタッフが対応します!