こんにちは。院長のごとうです。
自律神経ってよく聞きますよね?
そもそも自律神経とは 人間の生体の恒常性をつかさどっている
神経性調整系のことを言います。
でも、生体の恒常性ってわかりづらいですよね?
恒常性とは、体のバランスを整える機能。
例えば、飲み会の後にラーメンを食べたとしますよね?
体の中では、さんざん飲み会で塩辛い物を食べたり飲んだしして
さらに〆の一杯でラーメンを食べて塩分過剰の状態になっても
ずっと顔がぱんぱんに膨れたまんまということはないですよね?
生体の中では、過剰な塩分をせっせっと腎臓から排出している為、
いつまでも顔がパンパンになったままということはないのです。
もし、ずっと続くようならそれは危険サインなので病院に一度かかりましょう。
そう、体は常に恒常性を保つために、色々な機能が働きます。
自律神経は各機能が上手く働くために司令塔のような働きをする神経性調整系です。
そもそも自律神経は
交感神経
副交感神経
に分類されます。
交感神経は主に
・血圧を上げる
・興奮する
・怒り・不安・ストレス
・血管を収縮
・気管支を拡張する
といった、闘争・戦うといった状況で働きます。
例えば、猫が怒ると毛を逆立てて怒りますよね?
あれは、立毛筋が収縮して毛が立ち上がることで起きています。
副交感神経は主に
・就寝
・食事
・リラックスしている時
・血管拡張
・気管支収縮
といった、休む・リラックスといった状況で働きます。
イライラしながら食事が続くと、消化が悪くなって来ますよね?
これは交感神経が働いて、消化機能が落ちていることが原因です。
自律神経失調症はこういった自律神経の機能が上手く働かなくなることで
熱が出たり、胸がドキドキしたりといった症状が出てきたりします。
主にこんな症状があります。
・倦怠感、易疲労感
・集中力の低下
・不眠
・情緒不安定、イライラ
・不安
・抑鬱気分
・パニック症状
・頭痛
・微熱・発熱
・味覚異常
・食思異常(異常な食欲の亢進や食欲低下)
・嘔気
・便秘や下痢
・動悸
・起立性頻脈
・血圧の異常(低血圧・高血圧)
・血圧の激しい変動
・立ちくらみ、起立性低血圧
・失神
・冷や汗
・めまい、耳鳴り
・過呼吸
すべて、自分では意識してコントロールしていない
体の調整機能ですよね。また、ここには記載していないその人にしか
表現できないつらさもあると思います。
少しわかりづらいですが、下の図は
自律神経が各内臓器官に及んでいることを表しています。
この図をみると、自律神経失調症が体のあらゆるところに
出てくる理由がわかります。
これ以外にも、体表には筋肉の張りや凝りとして出てきます。
その為、鍼灸治療や整体、大学病院でも使われている
スーパーライザー(医療機器)といったものが自律神経の調整に
役立つことができると思います。
当院では、つらい症状や軽い症状を含め、
自律神経に対してもアプローチをする治療をおこなっております。
自律神経は湿度の変化、天候にも左右されやすいものです。
お気軽にご相談いただければと思います。
お問い合せの際は、「ホームページを見て」と
いっていただけるとスムーズです。
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