今回は塩分について少し知りましょう!
最近の風潮だと「塩分」は、なぜか
悪者のように言われていますが果たして
本当にそうなんでしょうか?
塩が悪者のように言われるのは
ナトリウムの性質が取り上げられているからです。
ナトリウムも立派な栄養素。
適量だと筋肉の動きや神経伝達・消化吸収や
体内のpHの調整など重要な役割を果たしています。
しかし、体内濃度が上がると比率を下げる為に体内に
水分をため込んでしまいます。 普段の生活で
感じる塩辛いものを食べると喉が渇くあの状態です。
体内に入った水分は均等に体に行き渡らず、
細胞の隙間や血管内に溜め込まれて、むくみの原因になる。
また、血管内の水分が多くなると血液量が多くなり
心臓のポンプとしての働きが強くなり血圧が高くなります。
最近増えている減塩商品は、塩化ナトリウムの比率を下げて
代わりに塩化カリウムを使っているものが多い。
ここで1つ注意が必要なのが代替したカリウムの存在。
塩化カリウムは腎臓が弱っている人にとって
カリウム濃度が濃くなるため
心臓障害がでることがあるので要注意が必要です。
知らないところで摂取している事もあるわけです。
「減塩」だから健康に良いという訳ではありません。
普段からの薄口を意識したほうがいいのかも知れません。