皆さんこんにちは、スタッフの東です。もう10月?まだ10月?皆さんはどちらでしょう?
10月の異称の神無月(かんなづき、かみなしづき)は旧暦10月をさしますが、今では新暦10月の別名としても普通に使っています。
「出雲大社に全国の神様が集まって一年の事を話し合う月だよ。だから出雲以外には神様がいなくなるんで『神無月』と云うんだよ」と教えられてきましたし、それが正しい言い伝えなんだと思い続けたこの何十年。実は嘘だったようです。
大ショック!
さらに、出雲へは行かず村や家に留まる田の神・家の神的性格を持つ留守神も存在し、すべての神が出雲に出向くわけではないらしい…。
大大ショック!!
まあ嘘は言い過ぎだとしても、神様いない説は出雲大社の御師(出雲大社に参拝に来た人たちに参拝の案内や宿泊などの世話をする人)が全国に広めたお話だそうで、実は平安時代から続く由緒ある説だったりします。出雲大社の御師が広めたのは確実らしいですが、その話自体は特に根拠のある話ではないようです(まあ神様の振る舞いの話ですしね)。
参拝客を目当てに「今月は神様がいっぱいだよ~」などと集客の声を掛けたりしたのでしょうか?出雲では「神在月」といわれるそうですし……。
何か学問的な事とは程遠いですが、案外平安の人も現代人も根っこのところではあんまり変わりはなかったりするのでしょうか?
有力説の「神の月」(「無・な」が「の」にあたる連体助詞の「な」であるとする説)ですら「神の月って、なにが?」という具合にその語源も不明だそうです。
平安時代の当時の人たちにも分からず今をもっても不明でって、悠久の歴史を感じられ……って、綺麗にまとめようとしましたがムリでした、今回はグダグダ感満載です。
おあとがよろしくないようで……。デデン!