不眠症とは?
「夜寝付けない」「途中で目が覚める」「目覚めが早すぎて二度寝ができない」
といったことは、不眠症で悩んでいない人でも起こることです。
しかし、こういった症状や「日中も眠い」「体に不調が出てくる」
といったことが3か月以上続くと不眠症と診断されます。
不眠症になると、
「今日は寝れるのか」
「早く寝なければ」
「また夜中に目を覚ましたらどうしよう」
といった脅迫観念や不安や焦りで余計に眠れなくなるという
悪循環になりやすく、「眠れない」ということ自体が悩み
となって不眠が慢性化していきやすいです。
以前は、睡眠には「睡眠のゴールデンタイム」と言って、
夜の22時~2時の間に眠ることが成長ホルモン(GH)
が体内から分泌されて、体の成長や回復が促されるということが
言われていましたが、現在は、睡眠が深くなっていれば、最初の
深く眠るタイミングでより多くのGHが分泌されるといわれており
ゴールデンタイムは、人によって異なるとされています。
しかし、GHとコルチゾールと血糖値の関係をみると、
GHはコルチゾールが分泌され血糖値が上がって
くると抑制されます。食事後すぐの睡眠や夜更かしは
GHの分泌抑制に働き、体の成長・回復には
あまりよくないことが分かります。
睡眠不足になると様々な身体的不調が出てきます。
睡眠を考える場合には「寝る」という事だけで考えず、
食事との関係
運動との関係
ストレスとの関係
肩こりとの関係
頭痛との関係
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鍼灸治療での不眠症