不眠症とは?

 

「夜寝付けない」「途中で目が覚める」「目覚めが早すぎて二度寝ができない」

といったことは、不眠症で悩んでいない人でも起こることです。

しかし、こういった症状や「日中も眠い」「体に不調が出てくる」

といったことが3か月以上続くと不眠症と診断されます。

 

不眠症になると、

「今日は寝れるのか」

「早く寝なければ」

「また夜中に目を覚ましたらどうしよう」

といった脅迫観念や不安や焦りで余計に眠れなくなるという

悪循環になりやすく、「眠れない」ということ自体が悩み

となって不眠が慢性化していきやすいです。

 

「寝れない」=「ストレス」

 

となってしまうと、「寝れない」と思うたびに

ストレスになってしまいます。そうなると

眠れないという悪循環になってしまいがちです。

まず、考えかを切り替えてみましょう。

寝れないときは、逆に普段できないことや

やりたいことをしましょう。

もちろん、それがゲームだったりスマホというのは

お勧めしませんが・・・。

 

以前は、睡眠には「睡眠のゴールデンタイム」と言って、

夜の22時~2時の間に眠ることが成長ホルモン(GH)

が体内から分泌されて、体の成長や回復が促されるということが

言われていましたが、現在は、睡眠が深くなっていれば、最初の

深く眠るタイミングでより多くのGHが分泌されるといわれており

ゴールデンタイムは、人によって異なるとされています。

 

しかし、GHとコルチゾールと血糖値の関係をみると、

GHはコルチゾールが分泌され血糖値が上がって

くると抑制されます。食事後すぐの睡眠や夜更かしは

GHの分泌抑制に働き、体の成長・回復には

あまりよくないことが分かります。

 

睡眠不足になると様々な身体的不調が出てきます。
睡眠を考える場合には「寝る」という事だけで考えず、

食事との関係
運動との関係
ストレスとの関係
肩こりとの関係
頭痛との関係

を見直してみましょう。

 

良くあるのが食生活です。

昼間に眠たくなるらといって

「カフェイン飲料」や「コーヒー」や「エナジードリンク」

といったカフェインを摂ることは根本改善には

なりません。また、睡眠を誘うには刺激的な食品より

日本食のような日本人の体に優しい食事を心がける

ことが大切だといえます。

 

日本食は体にとってバランスの取れた食事です。

炭水化物、脂質、たんぱく質といったバランス

以外に食物繊維なども多いです。汁ものは出汁を

使っているので塩分も高くなり過ぎず、アミノ酸も

吸収されやすいです。

 

次に運動です。

心と体のバランスから考えると、神経を使う仕事

をした時も人は疲れを伴いますが、体は疲れていません。

運動は、体を疲れさせるものです。

神経と肉体を別々に評価して疲れを考えるとよいでしょう。

鍼灸治療での不眠症

鍼灸治療は、主に神経の高ぶりを抑える治療です。

体表からの刺激は、精神を落ち着かせリラックスを生みます。

当院ではツボを合わせた治療法にスーパーライザー治療器を

 

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