こんにちは。
院長の後藤です。
今日は五十肩についてです。
五十肩は、俗称で本当は肩関節周囲炎といいます。
最近は、「四十肩ですか?先生?」と聞かれることがありますが基本は五十肩です。
いつの間にか俗称だけ若返ってしまっています。
さてとポテト・・
肩関節周囲炎は、棘状筋断裂や脱臼、上腕二頭筋断裂、石灰性腱炎など明確に診断出来るものを除いて
残りの疾患群のことを言います。
一般的には3つの時期を経て1年くらいで回復すると言われています。
①痛みの強い時期(炎症期)
②肩の可動性制限される時期(凍結期)
③肩の可動性が出てくる時期(解凍期)
①の時期は炎症が強く、夜間痛といって夜など安静時にジンジン痛んだりするとてもつらい時期です。
あまり動かすことはせずに、湿布や超音波治療など抗炎症作用のあるもので症状を抑えることが必要です。
過度の炎症は、正常の組織の破壊を招くので不必要に肩を温めたりすることは症状の悪化を招きますので
この時期は肩を温めたりすることはやめておいた方が良いです。
②③の時期では、炎症は治まり回復に向かっていく時期なので、積極的にリハビリをしていくことが良いでしょう。
アイロン体操もその1つです。(簡単なものがあったので紹介しますwww.youtube.com/watch?v=UgQpPYrpsY4)
ただ、難治性の拘縮が強いものに関しては、局所麻酔をして癒着で固くなった関節包を剥がしていくという
治療法もあります。
ほがらか鍼灸整骨院では、①②③どの時期に対しても治療をしています。
肩関節は、少なくとも5つの関節機能が有機的に動き成り立っています。そこに筋肉の問題や筋膜、関節の位置異常があるために
五十肩がただ単に電気治療だけでは治らない要素が含まれてくるのです。たかが五十肩ですが、されど五十肩なのです。
5つの関節にアプローチし関節の異常を治し、1つの筋肉に対しても色々な角度からアプローチすることによって
早期回復が望めます。筋膜の異常もあるため筋膜リリースも有効です。
軽度の五十肩や前兆期であればかなりの効果があると思います。
お近くにお困りの方がいらしましたらご紹介していただければと思います。
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