たんぱく質(プロテイン)を取りすぎると
肝臓や腎臓の機能は低下するのか?
密かにそんなことがネットなどで目にすることがあります。
本当のとこどうなのでしょう?
結論からいうと弱い人は注意が必要です。
たんぱく質には窒素が含まれています。
たんぱく質をアミノ酸に分解する過程で窒素は
アンモニアに変わります。毒性の強い
アンモニアを尿素に変換するのが肝臓の役目です。
変換された尿素は腎臓をへて
尿に交じって排出されます。
噂でいう機能低下は窒素処理の為
肝臓・腎臓が酷使されて機能低下になるというもの。
しかし、窒素の処理だけで健康障害が起こる
リスクは少ないようです。
それよりも、リスクが高いのは運動による
内臓へのストレスです。
長時間に及ぶ運動は内臓への負担も大きいのでしっかり
休息をとったほうがいいです。
もともと肝臓、腎臓が弱い場合はたんぱく質の過剰摂取
激しいスポーツともにリスクが高くなるので十分に注意が必要です。