みなさんこんにちはスタッフの東です。
まだまだ寒い日が続きそうですがいかがお過ごしでしょうか。
これだけ寒いと「チゲ鍋食ってあったまろうぜ!」的な発想で辛くて温かいものが食べたくなります。……けれど本当に辛いもので体温上がるの?ということで今回は辛いもの(唐辛子)で本当に体が温まるのか?についてです。
唐辛子の辛味成分といえばカプサイシン、スタンダードな温湿布にも使われているやつです。温湿布なら温まるか……期待が高まります。
カプサイシンの主な作用としては以下の通りです。
- 少量だと消化吸収を助けるが、大量だと健康に害がある。
- 味覚性発汗-口内の辛味刺激で汗をかく。
- 体内に吸収されるとアドレナリンの分泌を促し、交感神経が優位になり、心拍数・血圧が上昇する。
- 殺菌・抗菌作用がある。
2、3あたりが体温に関係がありそうですが、まず2については体温が上昇して汗をかいているのではなく辛味刺激のせいなので一時体温が上がったとしても有意なほどではないようです、逆に汗のせいで体表の温度が下がります。3については心拍数・血圧が上がるので確かに血行は良くなるのですが全身の血行が良くなるわけではありません、逆に消化器・皮膚の毛細血管などは血行が下がります。この二つを考えると体内の温度は上がったとしても体表の温度は下がる、場合によっては肌寒いと感じることもあるかも……というところです。
う~ん、残念…。よく考えると東南アジア、インドなど熱い地域では香辛料を使った辛い料理が多かったです。つまり寒いとき・ところで体を温めるというよりも、熱いとき・ところで汗をかいてさっぱりしようというのが正解のようです。「チゲ鍋食ってあったまろうぜ!」の主たる部分は温かい鍋のところでチゲは従の部分だったようです…。
まあ辛味が従の部分だったとしても寒い冬には温かい食事は嬉しいものです、ただ汗をかき過ぎると逆に体が冷えるので風邪などお召しにならないように気をつけてください。
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